これからのキャリアを考えるために、20代を振り返る

どうもDJ Takeshiです。
今回は真面目なテーマで。

会社員だと半期に一回、評価シートというものを書きます。
その半期の自分の働きぶりを人事に評価してもらう、というものです。来年は9年目になるので、合計17回書いてきたことになりますね。
人事面談で上司から「キャリアゴール」から逆算して、積みたい経験などを書け、指摘されました。
キャリアゴールとはどんな人生を送りたいのか、に直結します。

20代を振り返ると、例えば23歳のタイ旅行。海外を放浪する旅人にあこがれ、会社を辞めて世界一周をすることを本気で考えた。
その翌年のトルコ旅行。日本語ペラペラなトルコ人のおっさん商人とブルサのバス停で遭遇した。
トルコが面白かったし、このおっさんの下で働いたら、会社よりいい経験できそうだ、とか考えたけど、結局会社に戻ることを決断したな。
ドローンでボスフェラス海峡を渡る物資輸送システムを作りたい、と言ってたけど、今どうなっているのだろうか?
25歳のカリフォルニア旅行。サンフランシスコではバーでGoogleやYouTubeで働いている若い人と仲良くなった。
彼らが旅行者の日本人、というマイノリティーな自分に異常にフレンドリーで、クリエイティブで能力高い人たちってこういう性格なんだな、と思った。
サンディエゴ近郊のTaylorの工場では、Bob Taylorとたまたま遭遇したりした。
とにかく西海岸の乾いた空気や気候が、蒸し暑い日本とは対照的で最高で、ここに住みたいと強く思ったな。
そのあとの東京生活でも、特に会社外で多くの人にであった。
スペイン人のイケメンと確かクラブで仲良くなって、彼がボーカルギター、僕がドラムでOASISやStone Rosesをまねたようなバンドを結成した。
彼は作曲もできて、声がよく、何曲か作って、結構かっこよかったから、良い線行けた気がするけど、人前に出る機会って最後までなかったな。
会社生活でも自分のスタイルを貫く彼の生きざまはかっこよかったな。
当時は海外経験のある日本人とか、外人に強く惹かれた時期だった。その時の仕事内容がとてもドメスティックなもので、かつ狭い会社の人間関係に嫌気もさしていたので、
意識的に外を志向していたのだと思う。
あとは週末の代々木公園が好きだったな。

そのあとは、大阪に転勤した。
会社の仕事の中で、イベントのポスターを作るというのがあり、その中でイラストレーターに初めて触れて、デザインの面白さに触れた。
自分のセンスで回りをあっと言わせる、というのが自分は好きなんだな、というのを自覚した。
自分のセンスを信じてとがること、その楽しさを経験できた。
先輩に集中力をほめてもらったのがうれしくて、今でも印象に残っている。

そのあとはまた浜松に転勤になった。
DJを始めたのもこのころで、仲の良い先輩や友達たちと音楽イベントを計5回ほどやったり、橋の下でRaveパーティーをやったり、作曲にも挑戦したりした。
同時にサーフィンも初めて、遠州灘に毎週通って、波が良いと横に乗れるようにもなったりした。
(相方が海外に駐在になってしまったので、今は休止中)

仕事においても、責任の重い仕事を徐々に任されるようになってきて、それなりに成果を出してきたと思う。
マーケティング的なアイデアを求められる仕事は元来好奇心の強い自分と相性が良いな、と感じる。
自分で手を動かすのが好きだ、ということも発見した。
また彼女を見つけることができたこともプラスポイントだ。
年下だが、価値観や趣味が近く、刺激を与えあえる存在で、パートナーとしてこれ以上ないくらいの相手で、正直ラッキーだった。

またコピーライターの仕事にもとある研修で興味をもった。
クリエイティブの世界に足を一応置かせていただいている身として、この世界はとても知力を必要として、挑戦する価値のあるフィールドだと感じている。

一方で、無意味だと感じる社内調整や保身のための弁明スキルが求められていることや綿密すぎるプランニングには嫌気もさしている。
口調や体裁でちゃんとしている感を出す、というのが苦手で、そこでいらぬ誤解を周りの人に与えてしまっているのが自分事ながら、もったいないと感じてて、
でもなかなか治せないな、といじいじしている。
また、社内のインターナルブランディングやそういった分野にやりがいは感じないタイプだと自分が理解できた。

というのが20代の経緯と現在の状況だ。
改めて無軌道に生きてきたと、思う。
良い意味で、と言えないのが残念なところ。
ことさらこれまでの自分の生き方に軸を与えるとすると、好奇心には素直に従ってきた、ということになるだろうか。
ただ、決断をしきれていない、とも感じる。
あれこれ浮気しがちなのだけれど、やっぱり音楽が自分の根幹とするべきだと、先日出演した音楽イベントで再度確認することができてよかった。

さて、これを踏まえて今後どのような人生を送りたいのか。
このままのキャリアパスにのっとれば、そのうち海外駐在も発生し、それなりにお金はたまるだろう。
なんとなく想像できる未来だ。エキサイトしきれない自分が想像できる。

あこがれは20代中盤から職業人としてのあこがれは村上春樹だ。
自分のキャリアを通して、表現の深みに迫っていく、そのような生き方にあこがれる。
「職業とは便宜的な結婚のようなものではなく、愛の営みであるべきだ」という言葉に強く共鳴する。
別に表現者であることにあこがれを持っているわけではなく、一つの事を追求し高めていく生き方が、万能量産型を求められる会社員のキャリアパスから、輝いてみえるだけだ。

年をとればとるほど、自分の中から何かを強く良いと感じ、信じる感性が失われるという。
音楽は自分にとって、間違いなくそういうものだが、キャリアにおいてもそのような信ずるものを持たないといけない。
30代は決断し、目標を立てて、そこにリソースを投入する、そんな生き方を送りたい。

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